
毎日とてもさむくて、なかなか朝起きられない季節ですね。
ここ数日は少し暖かかったですが、また来週からは冷え込むそうで。
また起きられない日々に戻ってしまいそうです。
そんな寒い冬、仏食堂Ronronnerでは、今年も滋賀県日野町産の鹿ロースで冬のお肉料理をつくりました。
鹿ロース肉のローストに林檎と芽キャベツの温かいサラダを添えて。
じゅわっと肉汁が溢れる鹿ロースは、やわらかくて繊細な身質。
癖やにおいもなく、ジビエ(野禽)では初心者向け。
こっくり甘めの赤ワインソースがよく似合う、赤身のお肉です。
実は鹿肉には鉄分がたくさん含まれており、タンパク質が豊富、脂質は少ないという、健康に嬉しい食材なのです。
昔日本でも、鹿の生ハムのようなものを作って食べていたと、昨年お客様に教えていただきました。
そんなヘルシーな鹿肉に、甘酸っぱい林檎のローストと、じっくり焼いた芽キャベツの温かいサラダを添えて。
去年から仕込んでいた、鹿ロース肉の自家製生ハムもつけました。
生ハムの塩気が、甘めのソースとつけあわせの味をきゅっと引き締めて、飽きの来ない仕上がりに。
一昨年のクリスマスにもお出ししたメニューですが、さらに完成度が上がりました。
合わせるのは、仏食堂Ronronnerいちおしの日本酒、山本本家さんの『神聖』がおすすめです。
香り高い日本酒が鹿の旨味を引き立てます。
仏食堂Ronronnerの冬の味、ぜひ味わってみてくださいね。